
先月より施工させていただいておりました納骨堂(名称は「阿弥陀堂」となるそうです)ですが、
この金ピカの定紋(輪宝)を取り付けると完成いたします。
外壁には明かりを採る為にガラスブロックを取り付け、御影石を貼り上げました。
とても素晴らしい感じに仕上がりました。
直径400mm 長さ7mの庇桁を見て、お墓参りに来た方に、「これは張り物ですか?」と聞かれ、私も苦笑します。
「これは本物の磨き丸太ですよ」と説明をすると、大変驚いていました。
この阿弥陀堂のモスグリーン入りの屋根の頂上に取り付けた「宝珠」は富山県高岡市の専門鋳物工場に特別注文で造っていただいた青銅色の鋳物です。
大きさは、60cm角、重量は65kg。とても一人では動かせない程立派なものです。
近くで見ると、こんなに大きくて大丈夫かと内心不安にかられましたが、大工4人がかりで何とか屋根の上に運び、寸法通りに造っておいた木組の枠にピッタリと納まりました。
近くで見た時は大きいと感じましたが、少し離れてみると絶妙のバランスで良かったです。
この阿弥陀堂の屋根は外断熱で通気するように造ってあり、屋根の頂上の宝珠の部分より熱気を逃がす工夫をしてあります。
納骨堂もいい家をつくる考えと同じ気持ちで造っているので、内部はとても良い快適空間になっています。
もちろんお金も手間もかかります。
今の世の中、何でも安ければ「善」で、高いのは「悪」だと思われがちですが、良い物を造る為には、手間もお金もかかるのです。
GW中の関越道での悲惨なバスの事故も、旅行会社の値下げ競争から起きた事故と言えます。
大切な人命を預かる仕事をするからには安心安全を第一に考え、値下げ競争に走るべきではないと私は思います。
失った人命はもう戻りません。ご家族の悲しみを思うと胸が痛みます。
このような事故は絶対になくさなければなりません。
↑定紋(輪宝)を取り付けてきました。


