
2003年(平成15)、国土交通省の支援プロジェクトとして始まった「大工育成塾」。技術に優れ、高い志をもつ『日本の若き匠』を育成するという意欲的な試みです。水戸工務店ではこのプロジェクトに賛同し、実践の場として受け入れを続けてきました。 塾生たちは3年の間、理論を学ぶための講義を受けながら、現場で実践的な修業を積んでいます。
塾生を受け入れているのは、日本の大工の伝統的な墨付け、刻み、造作などの技術を、是非とも次世代に継承していかなくてはならないという熱い思いから。プレカットされてくる材木を組み立てるだけでは技術は習得できないため、水戸工務店ではいまも手刻みや墨つけを日常的に行い、塾生たちにも体験させています。
手の技を尊重し、世界に誇れる美を数多く生み出してきた日本の文化を守り継ぐためにも、私たちは心ある職人が、のびのびと学べる環境をいつも用意していたいと思います。